ふでまりぶろぐ

50歳オバサンの凡人脳を綴る

【書道】好きならば何歳からでも始められる

こんにちは。ふでまりです。

 

書道の通信添削を受け始めて1年が経ちました。

小学1、2年生の頃は近所の習字教室に通っていたのですが、自発的ではなく意味も分からないまま通っていました。決して裕福な家庭ではなかったはずなのですが、40~45年前のその頃を思い出してみると、習字、ピアノ、そろばん、日本舞踊、英会話教室と当時としては多くの習い事をさせてもらい、しかしイヤイヤ通っていた気がします。お月謝を払ってもらっていたはずなのに、時々サボったりもしていました。そんな感じだから身についたものはひとつも無く、なぜそれを習っているのか本当に訳が分かりませんでしたし、興味も目標も持てませんでした。

その中で、辞めはしたものの、1つだけおだてられて変に自信をつけてしまったものが書道、と言い切りたいところですが、文字を書くということでした。ボールペンでも筆ペンでも人の前で文字を書くと大概褒められました。「綺麗な字だね」と。

親戚の会社の大量の年賀状は、まだ学生ながら私が担当させてもらっていました。ゆうに500枚はありましたが、毎年すべて筆ペンで、手書きで仕上げていました。プラス家のものが200枚ぐらいありましたから、700枚は下らなかった計算になります。親戚の会社からは2万円もらっていました。

すっかりいい気になった私は、改めてどこかの教室に通う訳でもなく、書について独学をする訳でもなく、漠然とOLに憧れ商業高校に入学しました。本当にざっくりで人生ナメていました。なんとなく日を送り、進路相談のタイミングで担任の教師に希望を聴かれ書道教室を開きたいと言ったのを覚えています。担任から返ってきた言葉は「字の綺麗な人なんていくらでもいる。そんな簡単なもんじゃない。」みたいな内容でした。当時は本当に甘ちゃんの高校生で世間の波にもまれているわけでもないので、ひどいことを言われたとすねたりしたものです。しかし、M担任はお見通しだったのでしょう。今のこいつには無理だと。加えてM担任は物凄く達筆。当時は綺麗な字だなぐらいにしか思っていなかったのですが、今振り返ると、お寺の住職でもあり筆を持つ生活が当たり前にあったから、そんなM担任には私の生半可な生き方が見えすぎていたのかも知れません。

その後「OL希望」という妙に大きなくくりの目標だけは持ち続け大学に入学したのですが、前述のように自発的行動が苦手なものですから、情報収集の薄さに学科選択を間違えるという痛恨のミスをしてしまいます。具体的には、会計簿記とか実務面が学べる学科を選択しないといけないのに、マクロ経済とか研究概論とか、妙に大学の講義らしい講義を受けて、自分で上手く充実感に変換できない日々を過ごしました。

その間、アルバイトで会計事務所の伝票整理をしたり、就職することを前提に保険会社の電算打ち込み業務に通ったりと、文字通りOLっぽい日々も体験しました。

結局、予定の会社には就職せず地元の役所に臨時雇用と言うかたちで勤め、期間を区切っては様々な課のお手伝いをさせていただきました。

途中、障がい者施設の事務員として4年ほど勤めましたが、あれやこれやでまた役所から声がかかり、通算すると役所勤めが一番長かった気がします。

ここまで振り返ると、ざっくりとしたOLはできあがっているようにも思えますが、幼い頃におだてられてその気になったもう一つの夢を眠らせていて目覚めたのが30代始め。それが今も続けている声のお仕事です。まだ、成功したとはまったく思っていなくて、正直、鳴かず飛ばずで20年近くやってきました。

転々と落ち着かないなかで、それでもやはり変わらず文字は褒められ続けていて、この歳になると欲だけは働き、一年前、ようやく通信添削を受け始めました。

どれだけ文字を褒められても、その教室に入るとちゃんと10級から始まります。当たり前ですね。硬筆、筆ペン、毛筆楷書・行書、漢字かな交じりと5種類を毎月必ず提出しますが、返ってくる成績もそこまで甘くはありません。

ここでも、改めてかつてのM担任の言葉にどんな意味があったのかに気づかされます。

あの時、確かに書道教室で食べていくことは厳しかったかもしれません。もう一つ、M担任の言葉には私の反応や本気度を確かめる意味もあったのだと思います。

1回言われて諦める程度なのかと。

「でも、絶対に書道の先生になりたいんです!」となぜ返してこないのかと。

M担任は、なにがしかの強い意志を待っていたと思います。それだけに、大人しく引き下がる一生徒を情けなく思っていたかもしれません。

先日、YouTubeで100歳過ぎの女性書家をお見かけしました。数年前の投稿動画でしたが、ゆっくりめの動作の中に凛とした気品が溢れていました。50才は赤ん坊だなとも思いました。

始めたいことは何歳からでも遅くないし、やると決めた時がその人のタイミングなのだと思います。

今、添削を受けている5種類のなかでは早いもので初段、遅いもので4級です。必ず全ての師範を目指し、スタートラインに立ちます。

そして、記憶違いでなければ今は80才目前の元気なご住職M担任に会いに行きます。

「ようやく書道教室をもつことができました」と。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

次回のお越しもお待ちしております。

では、ごきげんよう


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